デザイナーの雑記帳

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家族ってなんでもいいよね

なんでかわからないけど、だいぶ久々ぶりに「ryuchell(りゅうちぇる)のインスタを見よ〜」と思った今朝。
顔が整ってる人が好きなのでタイプの人はたまーに覗いてしまう 笑

なんかの予感なんでしょうか。たまたま一番最初にあった今日づけの投稿に「僕たちの家族についてお伝えしたいことがあります。」とあって読んでみました。

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正直、読んだ瞬間はちょっと濁しすぎてて「?」でした 笑。あれ、離婚したのかな? でも明言してないしよくわからないな。という印象。

後ほどニュースで見たところによれば、離婚はしたけどこれからも人生のパートナーとして一緒に暮らしていく、事実婚のような形を取っていくということらしいですね。

我が家も一応事実婚の形を取ってる身としては、今回の発表はすごく共感しまして、思ったこと書いてみました。

世間がモヤモヤする理由

今となっては、「夫婦ではなく人生のパートナーという位置付けに変更する」と報告した2人にそんなに批判はないと思いますが、世間一般のこうしたニュースの捉え方って、「離婚なの? そうじゃないの?」ってとこでモヤモヤするんじゃないでしょうか。
(事実、私も最初に読んだ感想はそれでした←)

スキャンダルとか芸能ニュースってなんだか、結婚するのかしないのか、離婚するのかしないのか、その辺の白黒を争点にしがちになっちゃいますよね…。

夫婦の関係って2人の関係性が大事なだけで、結婚してるか離婚してるかって、正直どうでもいいかなと感じます。

2人は芸能人であり、世間に出る以上わかりやすい方がいいので発表しただけで、私のようにやや引きこもり気味の在宅ワーカーレベルだったら、あんまり他人に公表しなくても全然やってけますし、夫婦の関係性って他人からすれば割とどうでもいい面でもあります。

ちまたの「結婚」と「離婚」の捉え方と固定観念

そもそも日本での結婚って未だ同性婚があまり認知されてないだけあって、感覚的に自然と「愛し合う」「男」と「女」がするものになってます。昔からの感覚から言えばそれはそうなんだけども、そうでなくても別にいいよねと思うようになりました。

夫妻という、言葉では一単語で片付いてしまう概念であっても、突き詰めると人それぞれいろんな捉え方があると思います。友達感覚だったり、ビジネス関係だったり、レスでも普通に仲が良かったり、仲悪いけどメリットがあるから一緒にいたり、男同士、女同士、当てはまらない同士などなど。本来は本人たち夫婦と決めればなんでもありで。

一般的にはざっくり男と女という定義になっているために、それに当てはまらない場合は説明が大変だったりもします。

当然メディアも「夫婦=男女」の体で話を進めるし、ryuchellさんも夫像=男性としてのコメントを求められて辛かったのではとお察しします。

離婚についても、世間では「離婚=不仲で別居」みたいなドロドロしたイメージで固定されすぎてる気も。別に離婚しても利害が一致すれば一緒に暮らすこともあるだろうし、仲が悪いとは限りません。

2人があえて「離婚」という言葉を使わなかったのは、世間的には分かりづらいかもしれませんが、気持ちとしてはすごくわかります。ほんとうにあの言葉のまんまの表現にしかならないというか、普通の世間一般のイメージの離婚とは違うということを言いたいのかなと、勝手に推測してます。

私たちの場合

我が家の場合は結婚はどちらでもよく、選択性夫婦別姓が実現したり子どもができたら考えようと思い事実婚の形を取ってました(今の日本の法律婚は子どもがいないなら特段メリットがないなと感じてまして)。

今まで結婚してなくても夫婦扱いになってるような、そうでもないような、な感じでやってきてたところ、今年2022年になって妊娠がわかりまして。

harmo8.hatenablog.com

夫婦別姓は間に合わなそうなので諦めて、いよいよ婚姻届は出すことにしましたが、事実婚状態でも特段問題に感じてません。
しいて言えば、パートナーのおばあちゃんが結婚しないのかとかなり心配していたとあとから知り、別れるつもりは全くないと先に伝えておいてあげればよかったと思いました^^;

婚姻届の準備をしてると、その煩雑さにいろいろ思うこともありました。
特に新本籍とかなんで要るのだろうかとか(もはや手続きは住民票で事足りるので死んだときにしか使わない本籍など意味があるのか… )。
証人とか必要なのかなとか(一応親に証人になってもらうために実家に持って帰りましたが、わりと不便だったので今思えば別に友人でよかったなとか 笑)。

手続きや管理上は必要ですが、お互いの関係性においてはそんなにあの紙切れは重要ではないですよね…。結局自分が誰と生きていくかという話なだけで。

私とパートナーも男女とか夫婦というよりむしろ「同士」なイメージで、仮に別居する形になるとしても、私が一生尊敬する相手なのは変わらないと思うし、彼が苦でなければたまに会う友達みたいな関係でも別に良いと思ってます。

子どもが産まれたあとに離婚するという形になっても、子どもにとって必要性を感じたら一緒に住むことは提案すると思います。

芸能ニュースも広告も、結婚か離婚か、同居か別居かとか、そこに重きを置きすぎな印象があります。

「家族」を誰とどう構成するかなんてなんでもいい

例えば子供のお父さんがいなくて実兄がお父さん役とか、例えば姉の子を妹と2人で面倒見るとか、まったく血のつながりのない家族だって当然いるし、なんならペットも家族です。

私が子どもの頃には普通の概念だった家族=「男と女と子どもたち」が、知らぬ間に凝り固まりすぎていた気がします。

離婚しても一緒に暮らすのも全然あり得ることと思いますし、家族ってもっと自由であっていいし、こうしてたくさんの人に認知されてる人が発表するのはとても意義があると思いました。

でもテレビとかメディアは、そういう「新しい夫婦」の扱いに慣れてないと思うので、「?」が多そうな勝手なイメージ 笑

ryuchellさんpecoちゃん、応援してます。という思いで思わず書きたくなりました。

pecoちゃんのインスタの言葉もぜひ読んでほしいと思います。
>>pecoちゃんの投稿