自己流で排卵日予想はできるのか。やってみた結果。
ただ今産休中で妊娠キロクを振り返りながら執筆中です。
・2022年4月 妊娠・心拍確認
・2022年11月 婚姻届提出
・2022年12月現在 39週目突入。すこぶる元気で産まれる気配まだなしです!
2022年の春、晴れて妊娠に至りましたが、私には妊娠を目指すにあたってずーっと気になっていた「排卵予想はできるのか」という個人的研究テーマがありました。
基礎体温だったり、身体の変化だったり、自分の身体の観察で予想できるのかというのを試してみたかったのです。
まず結果からお伝えすると…
「神のみぞ知る…」という感想に至りました 笑。
私が試してみたこと
- 基礎体温
- 福さん式(子宮口の自己内診)
- プチアイビス
人によってはうまくいく場合もあるかもしれませんので、以下 備忘録として簡単に振り返ってみます。
意外と間違いやすいタイミングの取り方
私自身が妊活を始めるまで勘違いしてたのですが、「排卵日に仲良しタイミングが取れればOK」と、非常にざっくり考えてました。
でも、実際は一番妊娠しやすいタイミングの取り方は、排卵日より数日前というアメリカの研究結果があります。
ー 画像お借りしました 排卵日の何日前?妊娠の確率を上げる1番効果的な方法とは?
理由は、こんな感じ。
- 精子は射精直後から受精できるわけではない。
- 受精できる状態になるまでの所要時間がおよそ7時間かかる。
- 卵子(排卵日)の寿命は24時間。でも受精可能な時間はたったの約12時間。
- 精子の寿命は36~72時間。よって2~3日間は受精できる状態。
これを知らずに私がしてたような思い込みをずっとしてたら、うまくいかない確率の方が断然高かったはずです。
ただ、「排卵日」を予想するよりも「排卵日の2,3日前」を予想するのってさらに難易度上がります。
規則正しく生理が来る人なら大丈夫そうですが、バラバラな人だと前もって予測するというのはなかなか難しそうですね(タイミングを取る回数が多ければいいだけの話ではありますが… ね 笑)。
試してみたこと
1. 基礎体温を使ったタイミング法
「基礎体温を使ったタイミング法」というのをよく耳にしますが、基礎体温については、それだけで排卵日の予測ができるかというと、生理周期が多少ズレやすい人にとっては、必ずしもそうでもないかなと思います。
理由はさきほどのタイミングのお話でも出たとおり、(絶対に周期が狂わない人なら別ですが)「排卵日の数日前」を基礎体温だけで前もって予想するのはちょっと難しいからです。
これまた今まで勘違いしていたのですが、私は「排卵日は基礎体温が最低温度になった日」と思い込んで生きてました。でも実際は、人によっては最低温日の1日前だったり2日後だったり、毎度周期によっても変わる可能性もあるそうです。
一番いいのは、基礎体温を測ると同時に排卵検査薬を使ったり、病院で排卵したかどうか診てもらったら、より自分の身体のパターンがもっとわかるかもしれません。
ただ、排卵検査薬を使っても、予想できるのは排卵日の1日前くらいだったりしますし、人によっては排卵が1,2日ずれたりもするそうです。
※今回私はどちらも試さずに終わってしまったのでデータが取れませんでした…。
- 一般的に、低温期から高温期へ入った日周辺が排卵日。
- 排卵日から12〜14日で体温が下がり、生理が始まる。
この2点はほとんどは誰でも共通しているので、基礎体温はあくまで自分の生理やおおよその排卵日のサイクルを見極めるため、+妊娠をした時の確認用に測ってました。
2. 福さん式(子宮口の自己内診)
助産師の「福さん」という方が提唱されてた自己内診法です(今はサイトが閉鎖されていてネットづたいに調べました)。
ざっくり説明すると、排卵日前後に見られる特徴的な子宮口の形やおりものの状態を自分で内診して、排卵日を予想するという方法です。
排卵日付近になると子宮口が膣側に下がってきてやわらかくなり、おりものも増えて精子を迎え入れやすい状態に、その他の時期は子宮口が奥まって固く閉じている状態になるとのこと。
実際試してみるとそんな感じの動きはありました。が、基礎体温の動きと1週間くらいずれたりもして、最終的にはいまいちわからなくなってしまったというのがホンネです。
結果、自己内診をやめた直後に妊娠することとなりました。
3. プチアイビス
唾液の塩分の変化で排卵期を予想する方法。プチアイビスという高倍率の小型拡大鏡(口紅サイズ)に唾液を薄く塗って乾燥させ、塩分の結晶を観察します。
公式サイト プチアイビス of ベビーマークアソシエイツ
▼こちらの商品です
排卵日に近づくほどホルモンの影響で唾液の塩分が増え、結晶が「シダの葉の模様」になるため、その模様の量で排卵期を判断できます。排卵日の前後2〜6日間見えるそうです。
※あくまでわかるのは排卵日ではなく排卵期です
排卵検査薬でわかるのがLHサージ(黄体形成ホルモンが放出される現象)の動きで、LHサージが高まると24〜36時間後に排卵すると言われています。
プチアイビスが見るのは、唾液に含まれる塩分。この塩分に関係するホルモンというのがエストロゲンらしく、LHサージよりも少し前にピークを迎えます。LHサージを確認する排卵検査薬より早めに反応が出るので、前もって準備できるということだそうです。
こちらも使い方に慣れてくると、シダ模様が確認できる時期、そうでない時期がはっきりわかれてきます。
ただ、こちらも口の中の塩分に左右されるので、排卵に関係なくシダが出る時もまれにあります。そのため、サブ的確認要素として使ってました。
排卵検査薬も使えばよかったかも
本来は排卵検査薬を使ってたらもっとすぐパターンがわかったのかもしれません。
いろいろ試し終えて、無理そうだから次休んだら排卵検査薬使うか〜と考えてた矢先の妊娠だったため、結局使わずに終わってしまいました。
結果、排卵日はよくわからない。すべてをやめたら妊娠しました… 笑
いろいろ試しながらもまったく妊娠傾向がみられないまま、6ヶ月。
そもそも不妊だったらどうしよう、このままできなかったらどうしよう、と悪い方に考えたり、無理やりタイミングを取る感じになることや、生理が来ることにいちいち一喜一憂して疲れてしまい、一度全部お休みすることにしました。
するとなんと、アプリの排卵予測日だけなんとなく記憶にあり、たまたまその付近に1度タイミングをとったところ、無事妊娠することとなりました…(今までの努力よ…)笑。
なんかこういう「気にしなくなったらうまくいった」の類は人生の中でほんとによく聞く話ですよね。
私のように、思い詰めなくなったらうまくいったとか、不妊治療に疲れたので休んで気分転換したらすぐ授かったとか、もはや意識や心理的問題なのかもしれません。
もしくは、しばらく大好きなスキーがお預けになるから、最後に行っときたいなと思っていたので、スキー旅行が終わるまで待ってくれてたのかもしれません。
結果的に、妊娠ばかりに盲目になってストレスを溜めたり、自分に圧をかけたり、そういうのを一切やめようと思ったタイミングでの妊娠だったので…
私の中では、もはや「神のみぞ知る」だなという感想だったというお話でした。
元々観察してデータを取ったり、理詰めしたりするような性格で、うまくいかないと気にしてしまうタイプだったので、妊娠してもいろいろ調べて一喜一憂しちゃうんだろうから、気をつけようとは思ってました。
今回のことを機に、とにかくなるようになる、身を任せる、気にしすぎないをテーマに、妊娠生活をすごそうと心に決めました。