デザイナーの雑記帳

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事実婚しました。手続きの仕方をサクっと紹介

marriage

本日は引越し後の住所変更周りを決行。そして、ついでに事実婚をしてきました。

役所へ行って、世帯を一緒にして続柄を「妻(未届)」に。形的には今日からめでたく「夫婦」になりました。

事実婚の証明とは

つまるところ、「事実婚」とは本人たちが「そうです」といえば事実婚になります。

ただ、公的サービスを受けたりする場合に、その関係を証明するものが必要になります。

その証明には主に「住民票の変更」「公証役場で公的証書を作ってもらう」などの方法が使われます。

私たちは、今回引っ越しがあったので、これを機に住民票で世帯を一緒にする方法を取りました。

住民票で事実婚にする手続き(世帯変更届・住民異動届 / 転居・転入届)

事実婚では、婚姻届は出さずに、世帯を一緒にして世帯主+妻または夫(未届)にする世帯変更届(住民異動届)手続きを取ります。

今回は彼の分が同じ区内での転居届、私が都外からの転入届を出し、同時に世帯を一緒にする処理をしてもらいました。

世帯主は夫婦のどちらでもかまいません。稼ぎが多い方とか年齢が上の方とか、そういうのは全くありません。

私たちの場合は、彼が世帯主、私が世帯員で続柄に妻(未届)と書かれる住民票になってます。

手続きは簡単

以前、自粛期間中の平日の夕方に役所に行ったら激混みだったので覚悟していましたが、午前中に行ったせいか、断然空いていました。

あまりに空いていたせいか、私が申請用紙を探していると、優しい職員さんが声をかけて助けてくれました。

「2人分の住民移動の手続きをして、世帯を一緒にしたいです」との旨を伝えると、「世帯を一緒にするには、続柄を「同居人」か「妻または夫(未届)」にできますがどうしますか?」と。

最近事実婚多いのかな? 普通に説明してくれました。

「妻(未届)」にしますと伝えると、書き方など丁寧に教えていただきました。

今回は私一人で行ったので、彼に委任状を書いてもらい、私が代理で転居届を提出→住所や名前などが間違ってないか確認。

その後、私の転入届を処理してもらい、住所や名前や続柄が合っているか確認。

これで晴れて事実婚の夫婦となりました!

簡単! 笑

その他、フリーランスが引越しにあたって行った手続きはこちら でまとめてみました。

harmo8.hatenablog.com


事実婚していいなと思ったこと

  • 世帯が一緒になるので、手続き直後から、委任状が不要になる
    →委任状のプリントアウトと書いてもらう手間がゼロに。
  • 社会的に夫婦と言えるので説明が楽
    →彼氏・彼女を卒業 笑
    →手続きの最中に、彼の呼び名が「旦那さん」に変わった瞬間、湧いた 笑
  • 携帯の家族割ができる
  • Amazonプライムを1アカウントで使える
  • いろいろな名義変更が不要
    など

とにかく、個人的には社会的な説明が楽になるのがありがたいんですよね。

今までどんなに一緒に暮らしてる仲でも、社会的に見ればただのカップルであり、「彼氏・彼女」扱いで。

ものすごく…恥ずかしいと言うか 笑、「もうそんなんじゃないんだけどww」みたいな感覚…。通じますでしょうか。

とにかく「証明ができない関係」だったので、代理の手続きとかも面倒でしたが、それとももうおさらば。

サクサク物事が進められるのが、効率重視の合理主義者としてはありがたいです。

名前を変えないと「結婚」できないのはなぜ?

よくよく考えてみると不思議なものですね。今の日本では、夫婦のどちらかが出生名を捨てないと「配偶者」として認められません。

そして、「夫婦」としては認められるように、事実婚の処理をしても、婚姻関係と同等の待遇は受けられません(たとえば相続や子供の親権など)。

1人の人が人生を同じ名前で過ごしたいと願う時に、今の日本の法律では、結婚をしたいと思うと片方の人はそれが叶わない。私はどうもここが納得がいきません。

世界的に夫婦同姓を強制しているのはもはや日本だけであり、日本で国際結婚をする場合は別姓を選べる点をみても、不可能である理由がよくわからない…。

仮に法律婚をして私が名前を変えることになったら、社会的に「旧姓の私」という人物は完全にいなってしまう。なんとも不思議な感覚です。

心のどこかで「名前なんて別に慣れたら大したことではない」とは思う自分もいたり、「通称として旧姓を使えばいい」とか、いろいろ方法はあるんですが。名前が変わらないほうが単純にコスパいいと思うんですけどね…?

2人で生きていく覚悟に変わりはない

正直、結婚はどっちでもいい派です。

名前が違う、結婚してないってなんだか「ちゃんとしてない」と思われるかもしれませんが、結婚しようがしまいが、名前が変わっても変わらなくとも、2人で生きていく覚悟には、なんら変わりはない。

本音を書けば、形式的なことが必要な社会でちょっとめんどくさいなと 笑。

本質を見れば、「そこはどうでもいいじゃない」と思うことがいろいろ。

私は、夫婦同姓も夫婦別姓も選択できて、公的に旧姓を変えずに、新姓を通称名として使えるようになったらいいなぁと思ってます。

「大安吉日」の事実婚記念日?

こんだけ効率主義・合理主義を叫んでるくせに、一応「大安」を選んでしまう純日本人的な自分に笑えます 笑。

六曜も時代とともに意味合いも実は変わってきたし、あんまり重要視されなくなってますよね。

偶然にも、唯一ジャニーズでやんわり好きだった生田斗真さんと同じ日で、ちょっと嬉しい♪ 

でも、実は事実婚の場合、唯一証明となる住民票には、「転入日」「届出日」の両方記載されて、どちらかと言うと、住民となった転入日(引越してきた日)の方が重きが置かれる印象です。

大安を選んでみたものの、いわゆる事実婚記念日的なものは、曖昧な感じですね。

私たちふたりとも誕生日以外の記念日とかはすぐ忘れるので…なおさら合ってるかもしれません 笑

 

以上、ハルモでした。