デザイナーの雑記帳

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妊娠キロク 〜11週までのこと。初めての妊婦検診。つわりのない日々

ただ今産休中で妊娠キロクを振り返りながら執筆中です。
・2022年4月 妊娠・心拍確認
・2022年11月 婚姻届提出
・2022年12月現在 39週目突入。すこぶる元気で産まれる気配まだなしです!

 

晴れて妊娠検査薬で陽性が出てから、妊娠11週までの備忘録をまとめてます。

この時期にあった身体の変化は主にこんな感じ。

  • 鼻血 笑
  • ちょっとだけ恥骨痛
  • 少量の出血や茶おり →9週後半から普通のおりものに
  • 朝起きると低血圧によるめまい →9週後半から減る
  • 継続的な胸の張り
  • 眠気は改善
  • いわゆるつわりといわれる時期に仕事量がめっきり減り、リラックスしてすごせました。

 

 

5週〜6週 初検診前の旅行中に出血

おそらく妊娠5〜6週付近のこと。この時は両親と実家犬と伊豆旅行を計画してました。体調は特に問題なくすこぶる元気だったので、特に何も言わずに参加。

ところが思いもよらず事件発生します。
途中で寄ったドッグランで軽く犬と一緒に小走りしたのが原因なのか、500円玉2枚くらいの出血が…。

ちょっと焦ったものの、そこまで大した量ではなかったので、ひとまず様子見。

普通に温泉に入ってのんびりしたら次の日は茶おり程度におさまってました。

ここでもひたすらググってましたが 笑、妊娠初期は血流が増えて軽い出血はよくあることなので、量が増えるようだったらちゃんと報告して病院に連れてってもらおうと思ってました。が、大事に至る感じではなかったので、そのまま放置で無事に旅行は終わりました…。

6週前半 その後軽い出血は続く。むしろ鼻血が出る 笑

その旅行の出血以降、朝の散歩の度に軽く出血があるようで、毎日茶おりの日々でした。あと若干恥骨痛がある日もありました。

ついでに鼻血も増えました。
元々鼻の粘膜が弱く、暑くなるとすぐ鼻血が出る体質でした。妊娠で血流が増えるとなると、納得のいく身体の変化。

6週6日 はじめての妊婦検診

なんやかんやでもうすぐ7週になってしまうという頃、ようやく初めての妊婦検診へ向かいました。

受付後に血圧を測ったのですが、あまりに緊張しすぎて今まで見たこともない140代/90mmHgを叩き出してしまう始末 笑(100〜110mmHg以上いったことは今までありませんでした)。

とにかく旅行中の出血のこともあり、異所性妊娠だったり心拍確認できなかったらどうしようと、病院前夜は全然寝られず。初めての妊娠確認の診察に緊張しすぎて、2回測っても140mmHg代。

落ち着いてから手動で測ってもらい、ようやく正常値124/60mmHgが出ました…。

そんなこんなで無事、心拍を確認㊗

気になる出血の方も、血流が上がって膣の入り口が少し切れやすくなってるだけなので、少量であれば特に問題ないとのことでした。

この日はじめて胎嚢のエコーというものを見ましたが、白い輪っかと豆粒のみで、正直「?」という感じでした 笑。

家に帰って夫氏に見せると、同じく👨「?」という反応で、お互い「実感ないね」とウケました。

これが赤ちゃん…?? 笑

7週以降 実践したこと。食事の変化

先日の高血圧にビビってしまい、とにかく妊娠高血圧症だけにはなりたくないという一心で、運動と食事をより一層気をつけることにしました。

散歩は20〜30分程度だったところ、なるべく1時間30分〜2時間くらいに。

食事も和食を中心に、間食は控えめに。控えめにしたというより、この頃から食事の嗜好が少し変わってきました。今まで好きだったコーヒーや甘いものをさほど欲しなくなりました。生卵や半熟卵も見るとちょっとうッ…となりそうな感覚があり、しばらく食べなくなりました。

そういう、見ると食べたくないな…みたいな食べ物がいくつか増え、味が濃いものや油が多いものは自然と避けるようになり、食事量が減ったというわけではないのですが、シンプルに食事が改善して運動量が増えたので、体重が2kgほど減少。

結果的に吐き気のあるような強いつわりらしいつわりはないのに、ここ最近で一番痩せました。

9週2日 妊婦検診2回目

心拍確認から2回目の検診。赤ちゃんはとっても元気で24mm、2頭身に!

引き続き茶おりも鼻血もありますが、お腹が痛くないようであれば問題ないとのことでした。

この日初めて予定日が算出されるも、たぶん一般的な28日周期で計算されたので、生理周期の長い自分としては思ってたよりだいぶ早くてちょっと気になりました。どっちにしろそんなぴったり産まれるわけでもないと思うのでいいんでしょうかね。

9週3日 母子手帳をもらいにいく

妊娠届というものを提出すると、母子手帳をゲットできます。

届けのみなら区役所でできますが、保健師と面接をすると1万円分の商品券がもらえるとのことで、行ってきました(お金大事)。

だいたいはもうすでに知ってますという内容の説明があり←、何か不安はありますかと聞かれ、
「まぁ経済面は多少不安です」と答えると、
「悩みますよねぇ。産後はもっとお金かかりますからねぇ」
「…」
という追い打ちをかけられる会話で終わり、大量の紙資料(その内1/3はそんな重要じゃない)を渡されて帰宅 笑。
(この大量のゴミ紙を印刷する代わりにPDFかなんかにまとめて節約して助成金増やして欲しい…)

東京都は出産費用が高い分、東京都出産応援事業として10万円分の育児用品や子育て支援サービス等の提供があります。
参考: 東京都出産応援事業 ~コロナに負けない!~ 東京都福祉保健局wa

実家での冬は寒すぎるし犬もいて大変そうなので、里帰りはせず東京で産むとは決めていたものの、出産費用の高さにおののいてました…。でも出産一時金の42万円+この出産応援事業の10万円があると考えると52万円分は補助があり、自費分も多少軽減されるので気持ち的にはマシになります…。

2022年12月11日追記: 2023年度(4月かな?)から、出産一時金は42万から50万円に増額されるそうですね。うらやましい。

【余談1】日本の安静信仰

よく妊娠すると「とにかく安静に!」と言われますが、最近のアメリカ産婦人科学会(ACOG)によれば「運動したほうがいい」との見解となっています。

ACOGのガイドラインは2年に1度見直されています(最近では2017年、2019年)。日本でもACOGのガイドラインを参考にしてるものの、1985年版のものを参考にしてそのままのものが多いらしいです。

例えば、昔は運動をしたとしても心拍数は150bpm以下の運動とありますが、現在はその上限は撤廃されていて、「運動はした方がいい」と書かれています(合併症がある方などを除く)。

「合併症のない妊娠をしている女性は、有酸素運動および筋トレやストレッチなどに、妊娠前・妊娠中・産後を通して携わるように推奨される」
今は運動「してもいい」ではなく「したほうがいい」なんですね。

運動量の目安は、運動しながら問題なく会話ができるが歌うのは辛い程度で、1日20〜30分、ほぼ毎日(週150分ほど)。

してよい運動…ウォーキング、ランニング、スイミング、ヨガ、筋トレなど、一人でできる運動など
ダメな運動…人との接触が多かったり、転倒リスクのある運動、ホットヨガなど体温が上がりすぎるリスクのある運動など

※もちろん、医師から運動を止められてない人、合併症や早産、前置胎盤、高血圧、貧血などのリスクがない人に限ります。

血流が良いほうがいいとは感じるので、散歩の合間に軽いダッシュなども入れてみてます。

【余談2】温泉に入ってはいけない?

これも謎だったんですが、「妊婦さん=銭湯・温泉にいかない」というイメージがなんとなくありました。

それもそのはず、戦後に作られた国が定める温泉法では、2014年まで「妊娠中(とくに初期と末期)は温泉は禁忌」と記載されていたそうなのです。でも明確なエビデンスがなかったため撤廃されました。

サウナもどうなのかなと思ったんですが、調べてみると、こちらも胎児に影響があるという明らかなエビデンスはないとのこと。

温浴もサウナも一番怖いのは、胎児の温度が上がりすぎて悪影響を及ぼしてしまうリスクですが、もちろん人間は変温動物ではないのでちょっと入っただけですぐ体内温度が上がるわけではありません。

サウナの本場フィンランドでは妊婦さんもサウナに入りますし、なんなら予定日間近こそ血流をあげて陣痛を促すために頻繁に入るのだとか。

当然、自己責任ではありますが体調を見極めつつ、また日本のサウナは熱め設定な傾向があるという注意点は踏まえて、のぼせて転倒したりしない程度に控えめに楽しむくらいは大丈夫かと。

私自身はすこぶる元気でトラブルも一切なかったので、39週で低めの温度のスチームサウナと冷水を楽しんでました。ベビーはびっくりだとは思いますが 笑

 

以上、11週までを振り返ってみました。

実はこの頃、自宅出産をしたかった私は、持病がひっかかってしまい「どこで産むか」問題に直面して、割と心は揺れていました。
それはまた別の記事にまとめたいと思います。