雑誌のデザインがすごく好きで、"中身を読まない"のですが、"見る"ためによく買います 笑。
特に男性誌はシンプルだけど小洒落たレイアウトデザインが大好きで、POPEYEなんてすごくツボです。
さて、女性誌も男性誌もよく見る私としては、ある一つの仮設にたどり着きました。それが、こちら。
女性誌に出てくる女性はモテない…??
女性誌と男性誌の「理想の女性」の違い
もうほんとに完全なる私の個人的見解ですが 笑、「男性にモテるかどうか」という観点で見ると、男性誌に出てくる女性の方がモテる気がするのです。
百聞は一見にしかずなので、比べてみましょう。
例えば、マガジンハウスから発行されてる、シティ・ボーイのためのお洒落なファッション・カルチャー誌「POPEYE」
対する角川春樹事務所から発行されてる20代後半〜30代のOL・フェミニンスタイルの女性向けファッション誌「美人百花」
主に20〜30代をメインターゲットにしてると思われる両雑誌でも、雑誌の中に登場する女性像は全然違います。
表紙からもわかるとおり、POPEYEはどちらかと言うと、ハーフ顔と言えど意外と素朴な印象もある女性のモデルさん。
美人百花は、"コンサバより若くて華やか、ギャルより可愛くてリッチ! "という雑誌のキャッチにも見合うキラッキラの美しい女性、田中みな実さん。
雑誌のチョイスにもよりますけども!
お察しの通り、POPEYEのターゲットは男性なので男性編集長が、美人百花は女性ターゲットなので女性編集長がついています。
男性編集長が、男性ウケを狙って「"こんな女性"とデートができる男性の必須アイテムはコレ!」みたいな切り口で紹介するために雑誌を作るようなものですから、実はここにモテる女性のヒントがあるのでは…なんて思うわけです。
男性誌の女性…飾らない女性像
・ファッション的には少々マニッシュだったりスポーティーだったりもする。
・メイク控えめ
・でも明るくて、芯がありそうな表情VS
女性誌の女性…完璧な美しい女性像
・女性が見てかわいい・きれい
・しっかりメイク
・仕事ができる女性像も描かれる
こんな図式をよく感じます。
女性誌が提案するもの
女性誌の暗黙の裏テーマは、「美や可愛さの追求」みたいなのが根底にあることが多いですよね。
「美しさ」「可愛さ」が際立つ表現が目立つ。でもそれは女性目線での美しさや可愛さだったりします。
雑誌が消費を促す構造作りであるため、女性に響く商品を紹介するので当然と言えば当然なのですが。
女性の購買意欲は、「男性にモテたい」も理由としてありますが、どちらかと言えば、自分自身で自分の美に満足するため、という要素の方が大きい気がします。
また、女性にとっては「同性にモテる=女性ウケが良い」というのもコミュニケーションのひとつとして必要な場面があります。
男性誌が提案するもの
男性の購買意欲の多くは、本能的にも「女性にモテるため」からもたらされるものが多いのではないでしょうか。数的には「男性にモテてもしょうがない…」という方の方が多いかと思います。
要は、
を表現しているとも言える。
その観点から見ると、雑誌に出てくる女性像に意外とズレがあることに気づいてから、個人的に見るのが楽しみになってました。
私自身がそこまで美に対してそこまでの追求心がなく、なんならユニセックスっぽい方向がデザイン的にシンプルで好きで、なんとなく男性誌に登場しているユニセックスファッション系の女性の方が友達になりやすそうだな、なんて感じてしまう 笑。
案外、近寄りがたいほどに完璧な女性よりも、少しヌケ感のある女性の方が「手が届きそう感」が出るので話しかけられやすいのでは。
女性で彼氏が欲しくて焦ってる…。みたいな方は、男性誌を参考にしても良いのかも。
そんなことを考えながら、よく雑誌を見ております…。
以上、ハルモより、謎の考察でした。