個人的に、家空間というのは人生で一番大事にしている要素のひとつです。
今のところはどこかに定住して住む勇気がまだないのですが、もし家を建てられたら、それはそれは面白そう!
買う予定もないのについチェックするのが、先日の記事で少しご紹介したログハウスのBESSの家なんです。
実は…! この勢いで書いた記事を、どうも「巢」の中の方が読んでくださったらしく「こだわりを読み取っていただき嬉しい」とのコメントが…。飛んでハネてびっくりして喜んでおりました!
さて、なぜBESSがこんなにも気になっているかと言うと、その社長さんのすごさを知ってしまったからなんです。
すでに数年前に、実家でチラシ広告をよく見かけていたからというのも、理由のひとつ。広告を作ってきた職業柄、本当に響く広告はずっと記憶に残っています。
時は過ぎて今年のはじめ。「カンブリア宮殿」という番組の再放送を偶然見ました。何気なく見たその回の主役こそ、そのBESSの家を展開する会社の社長、二木 浩三(ふたぎ こうぞう)さんでした!
食い入るように見ました。そしたらもう…BESSの家の今に至るまでのストーリー、コンセプトの素晴らしさ、BESSを広めるビジネス戦略的なことから、社長の心意気まで、何もかもに惹かれてしまったのです。
大好きなものを勝手に紹介したい病が炸裂しまして、番組を見た後に書いた当時のブログ記事を、こちらに加筆転載します。
「住む」より「楽しむ」BESSの家
村上龍さんと小池栄子さんがインタビュアーをつとめるトーク・ドキュメンタリー番組「カンブリア宮殿」。そちらの2019年の2月28日の放送回で取り上げられていたのが、株式会社アールシーコアの二木 浩三(ふたぎ こうぞう)社長。
一般住宅向けのログハウスを日本で広げたBESSの家を展開する会社さんです。
私の地元・静岡にも展示場があってよくチラシを見てたので、BESSの家の名前は知っていたのですが、こんなに心惹かれる社長が率いているとは…!
驚きの連続の回だったのでご紹介します。
とにかくBESSの家は素敵すぎる件
チラシを見た時から、まず写真が印象的だったのを覚えています。というか、そもそも家のデザインが素敵すぎる…。
住みたくなる…。
ログハウスというと、「ただ丸太を組み上げた家」というイメージが先走ってしまいますが、BESSの家は「進化したログハウス」という印象。
内装にはぬくもりを感じる木がふんだんに使われていながら、機能的にも使い勝手が考えられています。例えば内側の壁面は丸太のままではなく平面に削り取られ、家具を置きやすくしてあるなど。
現代風のログハウスとして開発されている家でした。
“できるか否か考えるな。できるまでやろう”
ここからは社長のお話を。
二木社長は「ログハウスを輸入してほしい」と頼まれたのがきっかけで、日本にログハウスを輸入して販売することに。しかも別荘としてではなく、一般住宅として。
ログハウスがあまり浸透していない日本では「燃えやすそう」という固定概念が強かった。それを覆すのに、法改正なども含めて相当なご苦労があったそうです。
それでも、「仕切りの少ないログハウスは、人を明るくする。そんな家が増えればきっと街が明るくなる」と二木社長。その強い思いを貫き、今や全国に展示場を構えるまでに広く認知されています。
番組中、社長のこの言葉にグッときました。
できるか否か考えるな。できるまでやろう。道中が楽しければいい。
法の壁も、役所で認めてもらえない苦難も、大変だけど楽しんでいる。そんな社長の姿に魅了されます。
できるまでやれば、「できなかった」は消える
うまくできなさそうだな…と、はじめる前から諦めたこと、私は何度もありました。うまくできないこと=不幸せなこと・だめな自分と出会ってしまうことと、決めつけて。
うまくできないことも大きな学びのヒントかもしれない。
やってみたら、全然違う展開で楽しくなるかもしれない。
「できない」となったときに辞めてしまったら「できなかった」で終わってしまう。でも、できるまでやったら、「できなかった」ことは一度もなかったことになる。シンプルな話でした。
自分自身が起業してみて思うのは、この挑戦し続ける精神を、ずっと保ち続けていきたいなぁということ。
社長のビジネス展開の手法から学ぶこと
もうひとつ驚いたのが、社長のビジネス展開の手法。
家ってさすがに一般人がホイッと簡単に買えるものではないので、なかなか売り込むのが難しそうに見えますよね。でも二木社長の「ファンを生み出すアイデア」がものすごく斬新なのです!
BESSの家の展示場は自由に出入りができて、ゴリゴリな売り込みはしないのだそう。
また、BESSの家が集まる"村"を作って、コミュニティーを創生する。そして実際にBESSで家を建てた人がその良さを語り合える場を設けたり、先輩アドバイザーとして活躍できる場を作ることで、ファンがファンを生む仕組みが自然とできていきます。
展示場の整備や広告などの露出、コミュニティー活動にかける投資量は半端じゃないと思います。でも、多くの人に知ってもらうためにこそ「自ら先に出す・先に与える」。そのビジネスマインドの高さに脱帽でした…。
普段はテレビ番組はほとんど見ません。ですが、今回ばかりは見てよかった!!!と心から叫びたくなる回でした。
番組サイトはこちら
有料ですが見逃し配信もやってるみたいです
私が見た時は偶然 傑作選としてTverで再放送が見れたのですが、前年ながらすでに終わってるようです。有料にはなってしまいますが、テレビ東京ビジネスオンデマンドで、見逃し配信が見れるようでした!
カンブリア宮殿という番組は存じてなかったのですが、いろんな企業と社長さんが特集されて、多くを学べる番組です。Tverで配信してるときはよく見てます! おすすめです!
≫ 日経スペシャル カンブリア宮殿:テレビ東京 | Tver
以上、ハルモでした。